本厚木の眼科「本厚木診療室」 小田急本厚木駅5分 駐車場完備

神奈川県厚木市旭町3-1-2 [GoogleMapで見る]

主な病気MAIN DISEASE

─ 緑内障 ─

緑内障は視神経が障害されることで、視野が狭くなったり、まだらな見え方をする病気です。

視神経は網膜に写った映像を脳に伝達する働きがあります。この働きが悪くなるために、網膜に写った映像が脳にきちんと伝わらなくなり症状がでます。視神経が障害される理由は、眼圧(目の内圧)が高くなることや神経の周りの血液循環が悪くなることが原因と考えられています。

これまで緑内障は失明につながる非常にたちの悪い病気、と考えられてきました。現に、今でもわが国での失明原因の約20%(第1位)を占める病気です。
しかし、最近は病態の解明、治療方法の確立が進み、不幸にして失明に至ってしまうようなケースはほとんどなくなりました。進行している場合、残念ながら失われた視力や視野を回復することはできませんが、しっかりと治療、管理していけば病気を止めることはほぼ可能となっています。

治療は、まずはじめに点眼治療をおこないます。現在は、緑内障治療薬もいろいろな種類が開発されており、状況に応じて1~数種類の点眼薬を使用していきます。各種点眼薬でも効果が不十分である場合には、手術治療をおこないます。